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2018/10/08 10:57:17 ブログカテゴリ 日記 | 書庫 全般
夢の彼方に 56

湯沢陽一は那覇に帰る途中、勤務していた名護支庁に行った。まだ人影はあったが静かに眺めて立ち去った。それほどの懐かしさはまだなかった。暫くして、小川伸介から連絡があり、首里にある日航グランドホテルで会った。小川伸介は先日、名古屋にいる叔母に会いに行ったと云い、名古屋市立大学と大阪市立大学の医学部を目指す積もりでいるとも言った。また、私立の杏林医大も目指したいと言った。一年間は沖縄でがんばり来年から名古屋に行くかも知れないが、数学と理科系の科目が全く歯が立たないと言った。湯沢陽一は、何、弱気になるな、参考書を丹念に繰り返すことだと励ました。そして、湯沢陽一は、来週、湯沢の間借り先に来るように言った。赤川一子から来週あたり異動の御祝いをしたいと言った。湯沢陽一は実家には週末よく行った。その頃は母親はまだいたって元気だった。母親は、陽一、早く嫁を貰ったらと絶えず言っていた。季節はだんだん夏に向かっていた。雲の白さで陽一は感じていた。
つづく


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