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2018/09/15 17:00:53 ブログカテゴリ 日記 | 書庫 全般
夢の彼方に 47

八重桜の里は週末だけあって今日も混んでいたが、ママが奥に席をとってくれた。湯沢陽一はビールを飲みながら、この店に通い始めてもう二年にもなるのかと思わず思った。初めてこの店には小川伸介と何気なく入った店だった。雨が降っていた初夏の晩だった。ママとたわいない話しをして帰っていた。あれからそんなになるのかと思っていた時、相川桃子が席にすわった。はち切れそうな肉体をもて余すかのように香水を匂わせていた。湯沢陽一は一応の話しをして、来月から那覇の勤務になり名護を去ることになったと言った。相川桃子は、それは良かったじゃない。頑張ってねと体をよじらせてきた。相川桃子はどうも下関行きは止めたと言った。そうか、じゃ、那覇から飲みに寄れるなといい、小川伸介も事情があり会社を辞め、那覇に帰ることになったそうだと言った。相川桃子は、あの国頭の女子中学生行方不明事件があったからじゃないのねと言った。しかし相川桃子はどうも寂しそうには見えなかった。
つづく


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