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2017/03/18 14:53:56 ブログカテゴリ 日記 | 書庫 全般
都の日暮れ 336
宮沢智恵子の携帯電話にはなかなかつながらなかった。こういう事はめったに無かった上にこの電話は使われてないと流れていた。洋平は後でかけてみることにした。一方で宮沢智恵子は新しい携帯電話から花村哲夫に連絡した。今、東京にいるの。紀尾井町のホテルニューオータニまで来てくれないと言った。三十分待っていて下さいと花村哲夫は言った。暫くして花村哲夫がロビーにやって来た。智恵子は花村に生活費と本代等取り合えず百万円を渡した。四月からの予備校の費用を次に電話する時に知らせてね。花村さんの口座に振り込みますからと云い、智恵子は、花村さん来年は医学部に合格してと手を握りしめた。私から連絡するからそちらからはしないでね。私の事を誰かから聞かれても一切知らないと言ってと智恵子は念を押した。それでは夏に会いましょう。体に気をつけて頑張るのよと言った。智恵子はそれから東京駅に行き新幹線で大阪に向かった。倉田洋平は夕方再び宮沢智恵子に連絡を取ったが何の反応も無かった。
つづく


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