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2017/01/28 11:57:46 ブログカテゴリ 日記 | 書庫 全般
霧の月 最終回 私は自然と勝沼警察署から離れていた。此れからの事を考えて無意識に恐怖を感じていたのであろう。私は幸い地方公務員で普通の生活をし、二度も離婚をした。やはり二度の離婚の罰なのかと思った。あの節子の娘たちとの僅かな日々が私にとってはささやかながら幸せだった。若狭海岸のあの小さな家で娘達と過ごした日々が甦った。その時また背中に激しい痛みが走った。不安だった。沖縄にいつかまた帰れるだろうかと思った。ここは山梨の勝沼かと思った。意を決して勝沼警察署にむかった。運を天にまかすと云う心境だった。姉さん、寿子、節子、娘達、元気で幸せになってくれ。さよならと心で呟き、私は両手に手荷物を持って勝沼警察署に向かって一段一段と階段を登って行った。 完


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