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2018/11/25 11:01:46 ブログカテゴリ 日記 | 書庫 全般
夢の彼方に 64

湯沢陽一は、小川伸介は私の友人です。小川に事実を確認して、会社にご迷惑がかからないようにいたしますから、少しだけ時間を頂きたいと言った。すると野町部長が、今すぐ、刑事告発をするつもりは有りません。小川さんと一緒に良いように考えて下さいと言った。湯沢陽一は、小川は有ることを成し遂げようとしています。今、刑事告発されたら小川の夢は絶たれてしまいます。どうぞその辺の事を勘案していただいてよろしくお願いいたします。と言った。由川部長が、小川さんは良い友人を持たれました。どうぞ、小川さんの事、よろしくお願いいたしますと逆に言った。帰りがけに、湯沢陽一は、小川伸介とは名護で知り合いました。毎週末、二人は居酒屋でビールを飲みました。また、毎週、私が名護の浜辺で空手を教えておりました。真面目な商社マンでした。今度の事は、よっぽっどの事があったのでしょう。私には一言の相談も有りませんでした。とても残念で寂しく思っております。と云い、その日は帰った。夏の日が暮れようとしていた。
つづく


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2018/11/24 11:38:05 ブログカテゴリ 日記 | 書庫 全般
夢の彼方に 63

湯沢陽一は週末に那覇の新都心にあるローズホテルに行った。先に、日日商事の方が二人待っていた。一人は電話をしてきた営業部長の野町忠雄、もう一人は経理部長の由川敬介だった。一応の挨拶を済ますと野町部長が話し始めた。湯沢さん、うちの商事で不正経理が有りましてね、どうも取引先のマレーシアの貿易会社との間で約一千万円が支払われてないことがわかりましてね。先頃退職した小川伸介さんもこの事案に関係しておりましたと言った。湯沢陽一は、そうですか、で、小川がこの件で不正経理を働いたと云う証拠が有るのですか?と聞いた。すると由川部長が、小川さんが一千万円を送金しておりませんでした。会社には送金済みの書類が出されておりましたが、経理の方で見落しておりますと言った。湯沢陽一は、小川伸介には確認ずみかと聞いた。会社では、小川伸介さんが、確かに一千万円を送金してないが、友人に一時貸した為に遅れているのだと云う説明が有りました。調べた結果、湯沢陽一さんの名前が出てきたのです。どうですか、湯沢陽一さんが一千万円をお借
りしておられますか、どうですか?と由川部長は詰めよった。
つづく


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2018/11/23 11:32:44 ブログカテゴリ 日記 | 書庫 全般
物言えぬ患者

三郎は、入院している友人の三良を見舞いに行った。三郎がベットの横に立って見ていると、その短い間にも友人の容態はどんどん悪くなっていくのが見て取れた。口もきけない状態の友人は手をばたつかせ、三郎に何かを求めていた。三郎が気ずいて紙と鉛筆を渡した。三良はそれに殴り書きをして三郎に渡すと、苦しそうにしながら事切れてしまった。友人の死の瞬間を目撃した三郎は渡されたメモを読む気にもなれず、無意識にそれをポケットに放り込んだ。後日、葬儀の場でそのメモを思い出し、遺族の前で文面を読むことにした。三郎は友人の最期の言葉をゆっくりと読み上げた。ーーおまえはおれの酸素の管を踏んづけている!ーー。


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2018/11/11 13:45:57 ブログカテゴリ 日記 | 書庫 全般
夢の彼方に 62

暫くして、小川伸介が勤めていた、日日商事から湯沢陽一さんに電話ですと総務から連絡があった。電話では、日日商事の営業部長の野町と云う人からで週末にあなたの友人の小川伸介さんの事で少し話しが聞きたいので那覇の新都心のローズホテルで会いたいと言った。湯沢陽一も少し心配になり分かりましたと受けた。小川には会った後に連絡する事にした。また、赤川一子からも夜、連絡があった。話しは何時でも自分を誘っていいが、是非医者になることを考えてくれとしつっこく言った。赤川一子の前の夫が内科医だったせいで医者に対する何故か強い思いがあるのだろうと湯沢は思っていた。それよりも一子が何時でも誘ってもいいと言った事が嬉しかった。
つづく


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2018/11/04 13:06:07 ブログカテゴリ 日記 | 書庫 全般
夢の彼方に 61

湯沢陽一は、何故、赤川一子が自分に医者になるように勧めるかについて理解出来ずにいた。それで近いうちに赤川一子に会ってみようと思っていた。小川伸介からは連絡は無かった。暫くして名護市にある八重桜の里の相川桃子から連絡があった。桃子は、湯沢陽一さん、お久しぶりです。元気?と言った。陽一さんは名護に来ないの?小川伸介さん、二度程来て、二度も私とホテルで過ごしたわ。ねー、陽一さんも名護に是非来て下さいと言った。湯沢陽一は、小川伸介は受験というのに呑気なもんだと思ってはみたが、桃子のあの成熟した肉体を思い出すと成る程とも思っていた。近々、名護に行ってみようかとその時思っていた。その頃、小川伸介が前に勤めていた日日商事では不正経理の問題が明るみになっていた。
つづく


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