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霧の月341
2016/04/30 22:06:11 ブログカテゴリ 日記 | 書庫 全般
晩秋を迎えて沖縄地方でも日に日に寒くなっていた。若狭海岸から見る海も白波が高く、コート姿も目立つようになっていた。富山県魚津市杉谷警察署では革袋の中の手紙が白骨死体で発見された長畑さんが書いたものと断定した。しかし使途不明金については約二億円とあるだけで何に使ったかは依然として分からないままだった。残りの二通についても家族宛てと金融機関宛てのもので会社に対し多額の迷惑をかけて要るのでとし、死を持ってお詫びするとの自殺をほのめかした文面で申し訳なく思っているとのものだった。杉谷警察署としてはその使途不明金の全容が知りたかったが、その手紙からは何ひとつ手掛かりが掴めなかった。また警察の、高級クラブの吉澤ひとえの身辺捜査でも何ひとつ出てこなかった。 つづく


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霧の月340
2016/04/30 13:50:47 ブログカテゴリ 日記 | 書庫 全般
長女の運動会に行くことが出来、次女と見に行った。長女も足が速く体育系だった。体育館で昼ご飯を食べたが誰の目にも親子と見えたであろう。菓子類をどっさり買い込み友人達に配らせた。担任の先生がわざわざ見えていた。このように十月は慌ただしく過ぎていった。久里山節子の主人による酒による暴力が時々気になっていた。私、瀬川も寿子との結婚中、寿子が深夜何度も帰って来ることに我慢出来ずかなり暴力を振っていた。節子にもそう云う傾向があるのであろうか。節子は姉の寿子より遥かに肉体派であり男の好みになっているのはまず間違いなかった。離婚に至るはずはなかったが心配ではあった。二人の娘たちは何もしらずに寝顔を見せていた。秋が深まり晩秋になっていた。
つづく


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霧の月339
2016/04/29 17:42:42 ブログカテゴリ 日記 | 書庫 全般
私は二回胆石の手術を受けた事になる。胆石が出来易い体質ですが、そればかり心配せずに胆石が出来たらまた手術して下さい。一年間は薬を飲んで血液検査で肝臓の値を見てみましょうと言われた。退院した。娘たち二人も何故か安心しているように見えた。親子でもないのにこんなに心配してくれ嬉しかった。次女の運動会には行けなかったが走るのが速いらしくリレーではかなりの差をつけたようだ。実の父親はスポーツマンだったのだろう。久しぶりに職場に出た。皆、心配したぞと云い無理するなと言われた。さすがに仕事量は貯まっていた。暫くして久里山寿子から電話があった。胆石だったそうだが大丈夫?節子の娘たちから連絡があったの。瀬川のおじさんとはもう会えないかも知れない。心配よおばさんと二回もあったそうだ。寿子が妹の節子が主人の事で悩んでいるようだ。最近、酒を飲んで帰って来ると決まって暴力を振るわれるそうよ。以前のあなたみたいにね。と言われた。寿子さん、後、一年間は責任を持つ。節子さんと君とで子供達の事は頼む。可愛そうでねと言っ
た。お金は大丈夫かと聞くと五十万円ほど送って欲しいと言った。節子さんに何かあったら知らすように。私の事は何も言わないでくれと言った。男が暴力を振うとは節子に何かある。私の場合もそうだったと遠い日の事を思い出していた。 つづく


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霧の月338
2016/04/29 15:39:08 ブログカテゴリ 日記 | 書庫 全般
秋風が吹き始め一番いい季節になりつつあった。娘たち二人も秋の運動会練習で遅くまで大変の様子だった。次女の運動会を一週間後に控えていた。その夜、テレビを見ていた時だった。私は急に息苦しくなった。下腹部に激痛が続いていた。長女に救急車を呼ぶように言った。私は青海総合医療センターに運ばれた。痛みは続いていた。直ぐに血液検査と腹部のエコー検査が始まった。検査の結果、胆石だと診断され入院した。胆石が再発したのである。胆石が出来易い体質のようですねと言われた。二日後、内視鏡による胆石の手術を受けた。やっと痛みが取れ、食事が出来るようになった。手術の日、長女と次女が花を持って心配そうに見舞いに来てくれた。瀬川のおじさん、大丈夫?と云い二人とも泣いていた。看護師がもう大丈夫ですよ。明後日には退院しておうちに帰れますよと言った。バラの花がいけられていた。心配しないでいいよ、大丈夫。運動会を見に行けないかも知れないがと次女に言った。次女がまた泣いた。ごめんねと云い早めに帰宅させた。帰りがけに長女が瀬川のお
じさん、妹と二人にさせないでねと言った。しっかり食事はするんだよと私は笑った。次女が帰る時、小さな手を振った。 つづく


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霧の月337
2016/04/29 15:03:17 ブログカテゴリ 日記 | 書庫 全般
夏休みの一日、私は娘たち二人と日帰りで慶良間島に行った。フェリーのかなり大きな船だった。若狭海岸からは良く見てはいたが乗るのは初めてだった。次女は少し船酔い気味だった。慶良間島の砂浜でゆっくりと過ごした。娘たち二人には泳がないように言った。二人は砂浜で遊んでいた。この日の慶良間島での一日は後々、時々思い出す。娘たち二人は実の父親を亡くし、母親も再婚した。子供心にしても悲しいに違いないが何とか楽しく過ごして欲しかった。次女は私の側を離れようとせず、持参したミカンやリンゴを食べていた。瀬川のおじさんも食べてと、ミカンをむいてくれた。沖縄本島が目の前に見える。夏の一日は長く白浜が長く続いていた。泊港で船を降りた。夕飯は三人で近くの回転寿司屋に行った。腹一杯食べて満足そうだった。長女が瀬川のおじさん、いつもありがとう。こんな美味しいのをごちそうになった。瀬川のおじさん、お金は有るの?と心配そうにしていた。夏休みも終わりその年の秋を迎えていたのである。 つづく


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