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2019/02/10 10:41:07 ブログカテゴリ 日記 | 書庫 全般
夢の彼方に 77
中華料理を食べている時だった。突然、赤川一子の携帯電話がなった。暫く話していたようだったが、陽一さん、娘が急病になったみたいで直ぐに帰るように言っている。本当に申し訳ないが、私、帰るね。残念だわ。これからがいいところだったのにと言った。湯沢陽一は直ぐに赤川一子を家の近くまで送って行った。次会うまでに医学部の事は考えておいてねとまた言った。湯沢陽一はお大事にと言った。週明けはいい天気だった。最近、仕事量が増えて大変だった。部下があまり優秀でなく仕事が任せられなくなっていた。たまに早く間借りの家に帰ると、大家の長女が英作文の宿題を教えとやって来て長女の家の縁側で教えていた。難しい問題文ではなく、父親が外国に行き寂しかったが家の手伝いで忙しかった。寂しかったがを文章のどこに書くかでもめたが何とか教えてあげた。長女は少し不服そうにしていたが、歌を歌いながら家の中に入って行った。夕暮れの一時だった。つづく


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2019/02/09 13:22:33 ブログカテゴリ 日記 | 書庫 全般
夢の彼方に 76

湯沢陽一と赤川一子は那覇新都心にある東洋飯店に行った。二人とも海老料理が好きである。湯沢はそれがよく分かるので赤川一子に殆ど海老を食べて貰っていた。赤川一子はここでもビールを頼んだ。陽一さん、あの小川伸介さん、名古屋で医学部目指して頑張っているの?私、是非とも志望校に合格して欲しいわと言った。赤川一子は、最近、会うたびに医学部の話しをする。湯沢は静かに聞いている。湯沢は海老料理を皿に採ってやるのは忘れない。赤川一子の綺麗な胸の一部が覗いている。かなり大きな胸だけに時々揺れている。赤川一子が、陽一さん、何度も繰り返し言うようだけど、今からでも医者になって欲しいの。どうしても嫌なら、私、陽一さんとはもう会わないことにしたいのと言った。陽一さん、医学部に入ったら、私が全面的に応援するわ。お金は貸してあげる。あなたなら合格するわ。この一月で医学部に受験するかどうか決めてね。とかなり強く迫った。今夜はかなり赤川一子は積極的になりそうな雰囲気だった。つづく


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2019/02/03 13:28:26 ブログカテゴリ 日記 | 書庫 全般
少年 5

店主は反論した。君は本当にその小さな犬を買いたいとは思っていないだろう。この犬は他の子犬のように君と一緒に走ったり、跳ねたり、遊んだりすることは決して出来ないんだよ。 此れに対し、少年がズボンの脚の部分に手を伸ばしたくし上げると、大きな金属製の補強材で支えられた大きくネジ曲がった障害のある左足が現れた。彼は店主を見上げてそっと言った。ね、僕自身うまく走れないんだ。あの子犬には分かってくれる人が必要なんだよ。



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2019/02/03 11:50:56 ブログカテゴリ 日記 | 書庫 全般
少年 4

少年は店主の目をじっと見つめ、指を差して言った。僕はただでもらいたくないんだ。あの子犬だって他の全ての犬と全く同じだけの価値があるんだ。僕は全額払うよ。つまり今二ドル37セント、あと全部払いきるまで一月に五十セントずつ。
つづく


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2019/02/02 13:07:27 ブログカテゴリ 日記 | 書庫 全般
少年 3

これからもその犬は何時も足を引きずっているだろう。何時も足が不自由なままだろう。小さな少年は興奮した。 そいつが僕の買いたい子犬だよ。店主が言った。 いや、君はその小さな犬を買いたいとは思っていないだろう。もし本当に欲しいなら、君にあげるよ。 その小さな少年はかっとなった。 つづく


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