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2017/12/04 15:44:43 ブログカテゴリ 日記 | 書庫 全般
都の日暮れ 578

倉田洋平は悲嘆に暮れていた。野中に後で知ったのだが矢原という脳外科の専門医からの先程の洋八の病状を話した。野中には倉田総合産業の事を考えてくれ。兄の事まで心配するなと言っておいた。ただ野中には兄の病状が良くなっても直ぐに職場復帰は無理だろうとも言った。野中には、もし事業資金が必要な時は言ってくれ。兄の預金関係は実家に保管されているはずだと言っておいた。そして、洋平は明日の兄の洋八の手術を気にしながら暗い夜を過ごしていた。洋平にとってはまあ良くやっていた方であった。つづく


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2017/12/04 13:39:57 ブログカテゴリ 日記 | 書庫 全般
都の日暮れ 577

倉田洋平と野中は長い間待ち合い室で病院からの呼び出しを待っていた。その日の夜遅く緊急治療室から連絡があり洋平が医師に会いに行った。別室で二人の医師から洋八の病状の説明を受けた。洋八はかなり重体でまだ完全に意識は回復してはいないといい、かなりの検査の結果、大動脈剥離の所見があり明日にも緊急手術をすることになったと言った。また十二指腸にも異常があり、経過を見ながら手術をすると言った。医師は大動脈剥離の手術には大学病院から専門医が来る予定になっているがここ一週間が山場だろうと言った。ようするにこの一週間以内に意識が戻らない場合は回復の望みが薄いということだった。洋平は最近、母親を亡くし、患者と私だけになってしまっている。先生、何とか助けて下さいと床下に座り涙を流しながら頭を何度も下げていた。
つづく


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2017/12/03 15:07:26 ブログカテゴリ 日記 | 書庫 全般
都の日暮れ 576

倉田洋平は家族待ち合い室に行き皆に御心配かけていますと挨拶した。野中だけが残り皆は帰って行った。野中が心配だな洋平と言った。洋平は早く緊急医療の医師から兄の洋八の病状を知りたかった。洋平は野中にそれにしても花林育子が此処に来てくれたとはびっくりしたよ、野中と言った。野中は、社長の倉田英二が女性もいた方がいいたろうと思い知らせたのだろう。洋八さんと花林育子はかなり前からの知り合いだったようだ。また意外だったのは洋平のまわりの女性達とも洋八さんはかなり親しくしていたようだ。びっくりしたよと言った。また野中は、洋八さんが洋平よりどう見ても魅力的だ。優しい。洋平は金使いが荒い、洋八さんはかなり慎重だ。まあ、洋八さんが触れてないのはあの宮沢智恵子だけだろうと言った。洋平はこの話しを聞いて本当にびっくりしていた。つづく


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2017/11/25 13:39:17 ブログカテゴリ 日記 | 書庫 全般
都の日暮れ 575

野中が話すには、その日、兄の洋八は那覇市内の取り引き会社を一人で廻っていたが小倉川商会で商談中、急に気分が悪いと言い倒れ、かなり戻したあと意識が朦朧になったようで小倉川商会の社員が救急車を呼びこの病院に運ばれたようだ。洋八はかなり重体でMRIなどかなりの検査をするということでどういう病気かは今のところまだ分かっていない。洋平には悪いが、滋賀の大津行きはすぐにでも取り止めてもらいたい。洋平、たった一人の肉親だ。頼むと野中は洋平に必死に頼んでいた。野中、色々ありがとう。兄の病状の推移を見守っていよう。私が付き添うので皆は帰って貰ってくれと言った。洋平は頼み易いのは沼田安子だと思って連絡した。沼田安子が明日から出来るだけ病院にいてくれる事になった。野中が、脳腫瘍でなければいいがと言っていた。
つづく


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2017/11/25 13:16:57 ブログカテゴリ 日記 | 書庫 全般
都の日暮れ 574
その時、倉田洋平にとっては大津への出発を後一週間に控えていた。その日は何時ものように荷物の整理とマンション管理者への諸費用の支払いを済ましていた。夕方、洋平の携帯電話が鳴った。野中からだった。洋平、大変だ。洋八さんが取り引き先の会社で急に倒れ、救急車で那覇東聖マリア病院に運ばれた。すぐに病院に行ってくれと言われた。洋平はすぐに病院に向かった。総合受付で聞くと、倉田洋八さんは今はICUにおり面会は出来ないので三階の家族待ち合い室で待っていて下さいと言われた。洋平が待ち合い室に行くと社長の倉田英二と野中と二人の事業部長がいた。暫くして、花林育子もやって来た。野中が洋平を別室に連れ出し事の次第を話し始めた。
つづく


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