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2018/09/15 17:00:53 ブログカテゴリ 日記 | 書庫 全般
夢の彼方に 47

八重桜の里は週末だけあって今日も混んでいたが、ママが奥に席をとってくれた。湯沢陽一はビールを飲みながら、この店に通い始めてもう二年にもなるのかと思わず思った。初めてこの店には小川伸介と何気なく入った店だった。雨が降っていた初夏の晩だった。ママとたわいない話しをして帰っていた。あれからそんなになるのかと思っていた時、相川桃子が席にすわった。はち切れそうな肉体をもて余すかのように香水を匂わせていた。湯沢陽一は一応の話しをして、来月から那覇の勤務になり名護を去ることになったと言った。相川桃子は、それは良かったじゃない。頑張ってねと体をよじらせてきた。相川桃子はどうも下関行きは止めたと言った。そうか、じゃ、那覇から飲みに寄れるなといい、小川伸介も事情があり会社を辞め、那覇に帰ることになったそうだと言った。相川桃子は、あの国頭の女子中学生行方不明事件があったからじゃないのねと言った。しかし相川桃子はどうも寂しそうには見えなかった。
つづく


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2018/09/15 15:18:11 ブログカテゴリ 日記 | 書庫 全般
夢の彼方に 46

三月末になると俄然忙しくなっていた。後任の芳村直樹に仕事の引き継ぎと資料の引き渡しとそれに対する自分の見解をまとめるのが大変だった。湯沢陽一は、那覇では母親と実家で暫くは暮らす積もりであった。狭い家の事を考えると気が引けた。小川伸介とはずっと会っていた。小川は五月頃那覇には戻ると言った。湯沢陽一は小川に空手の型を急ぎ教える為に、毎晩のように名護湾の近くの砂浜で最後の練習に励んだ。最後の型のスーパーリンペまでいつの間に小川はついてきていた。小川は瓦三枚を素手でわる事が出来た。湯沢陽一は小川に後は、毎日、少しずつやればもうよい。いい思い出になると言った。そして、三月末に湯沢陽一は所長から異動の辞令交付を受けた。また肩書も課長補佐になり四月五日から那覇で勤務することになった。暫くして湯沢陽一はスナック八重桜の里に一人で行った。お世話になった御礼を兼ねてはいたが、相川桃子に別れの挨拶をする為でもあった。
つづく


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2018/09/09 11:14:38 ブログカテゴリ 日記 | 書庫 全般
夢の彼方に 45

湯沢陽一は小川伸介の意外な話しを聞きながら、そこまで医者になりたいのであれば、挑戦する以外はなく、なぜか心から応援したくなっていた。小川、そうか、そこまで考えていたのか。僕は賛成する。そして、此れから大変だろうが頑張って、夢を実現してくれと言った。ところで小川、八重桜の里の相川桃子、いい関係になったというじゃないか。してどうだったと聞いた。いや、湯沢、あの相川桃子の体は大変なものだったぞ。いや、ただ凄かったというよりない。と云うと笑った。小川、相川桃子、下関に行くそうだぞと言った。そうか、下関かと言った。三月もやがて過ぎていく。この一月、お前とも最後の楽しい時になるのかと湯沢陽一は言った。
つづく


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2018/09/09 10:55:16 ブログカテゴリ 日記 | 書庫 全般
最近聞いた話し

最近、心臓の専門医からこんな事を聞いた。人間の寿命と握力は重要な関係がある。長生きしたかったら、握力をつけること。筋トレが盛んにいわれているが、握力をつけることはとても重要だと言った。若いうちから鉄棒や握力器具で毎日続けていくことを勧めたい。また高齢者は、無理をせず手首の握りしめを毎日時間をかけ確りやれば心臓はどんどん強くなるという。意外と私は握力をつけることを忘れていた感がしたのであった。手を握り締めることを心がけたいと思っている。


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2018/09/02 14:04:06 ブログカテゴリ 日記 | 書庫 全般
夢の彼方に44その日、小川伸介は、何時もの居酒屋で湯沢陽一にこう話した。湯沢、今まで黙っていたが、僕はこの三月で長い間勤めていた日日商事を辞めることにした。僕は、幼い時から医者になりたいと思っていたがそれも叶わずに今に至っている。この年でどうかとは思っているがこの夢を断ち切ることが出来ないでいる。もう一度、医学部への受験に挑戦したくなったのだ。幸い、日日商事で課長までなり、かなりの預金も出来た。四月から那覇に帰り、医学部受験に向け本格的に取り組む積もりだと言った。湯沢陽一は、初めて聞く小川伸介の話しに心底びっくりしていたのであった。
つづく


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