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2017/08/24 14:33:24 ブログカテゴリ 日記 | 書庫 全般
都の日暮れ 495
倉田洋平は静かに奈津子の話しを聞いてはいたが内心は穏やかではなかった。奈津子が釧路駅構内に入って行くのを見たと云う女性は小樽に行くと言った花林育子だろうと思った。しかし何故、花林育子が釧路に行く必要があったというのか。暫くして宮沢奈津子はICUの医師に呼ばれた。暫くして洋平も呼ばれた。狭い部屋だったが画像診断室のようだった。その医師は総合医療の専門医と言った。宮沢智恵子さんは幸運にも一命をとりとめました。やがて意識もはっきりするでしょう。全身を海岸の岩場につよく打ち付けていました。全身打撲です。特に頭部を強打していましたが幸い助かりました。暫くは当院に入院する事になると思いますがまず大丈夫でしょう。明日から一般病棟に移す予定ですと医師は言った。奈津子が、後遺症はあるのでしょうかと聞いた。医師はまず大丈夫でしょうと言った。これから病院の事務室に行かれて下さい。とその医師は言った。
つづく


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2017/08/23 15:45:54 ブログカテゴリ 日記 | 書庫 全般
都の日暮れ 494
宮沢奈津子は姉の智恵子は札幌にいるものと思っていたが実際は札幌から釧路に移り住んでいた。奈津子はその日智恵子から釧路に寄ってみてと言われて札幌から特急スーパーおおぞらで釧路に向かった。奈津子は釧路駅に着き、久しぶりに会う姉の智恵子を駅前で探したが見当たらなかった。仕方なく駅前の喫茶店に入った。店に入る前に駅の方を振り返った。その時、奈津子は花林育子に似た女性が駅の構内に入って行くのを見たような気がした。しかし、花林育子が釧路に来ること自体あり得ないと思ったと言った。それから姉からの連絡を待ちつづけたが何の連絡もなかった。奈津子は姉に会うのを諦め札幌に向かったと言った。それから倉田洋平より前に札幌で釧路警察署の人から智恵子が釧路聖赤十字病院に運ばれた事を知り直ぐに釧路に向かったと言った。病院に着いたが救急治療室には入れず病院内をただ歩きまわっていたと言った。
つづく


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2017/08/21 12:54:49 ブログカテゴリ 日記 | 書庫 全般
都の日暮れ 493

倉田洋平は三階家族待ち合い室に行くように言われた。待ち合い室には何人かいたが洋平は暫く待っていた。しかし宮沢奈津子の姿は見えなかった。暫くして野中から電話があり羽田空港に着いたといい早い便で新千歳空港に向かい釧路に着くようにすると言った。やはり野中も心配していた。昼過ぎ宮沢奈津子が待ち合い室に来た。倉田洋平さん、御心配かけてすみませんといい、病院内のレストランに行った。奈津子はやがて主治医から智恵子の容態の説明があるようだと言った。奈津子の話しでは、智恵子は初めから倉田洋平さんとは会えないので奈津子に代わりに会うように言われていたと言った。
つづく


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2017/08/20 16:35:48 ブログカテゴリ 日記 | 書庫 全般
都の日暮れ 492
倉田洋平は特急スーパーおおぞらに乗っていた。昨日、宮沢奈津子からの連絡によると姉の智恵子は一昨日の昼過ぎに北海道釧路市街から車で四十分の距離の太平洋に突き出た尻羽岬この岬はしれば岬と呼ぶようでアイヌ語に由来しているようだ。その尻羽岬の海岸で全身血まみれになって倒れていたところを釣りに来ていた人達に発見され救急車で釧路市にある釧路聖赤十字病院に運ばれたそうである。ICUで懸命の救急のお陰で一命をとりとめたと涙声で奈津子は話した。倉田洋平は明日、釧路に向かうと言った。特急スーパーおおぞらは二時間四十分で釧路に着いた。洋平はタクシーで釧路聖赤十字病院に向かった。洋平はあの結納の日以来、このように病院で会うとはと思うだけで涙が頬を伝わっていた。助かって本当に良かったと思った。釧路聖赤十字病院は十二階建ての大きな病院だった。総合受付で宮沢智恵子について聞いた。まだICUだと言った。
つづく


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2017/08/20 14:17:56 ブログカテゴリ 日記 | 書庫 全般
都の日暮れ 491
倉田洋平は何故宮沢智恵子は北海道釧路地方に言ったのだろうか。初めから札幌市時計台に姿を現さない積もりだったのだろうかと思った。そして釧路警察署は釧路の海岸での事について洋平自身が関わっていたとの見方を強めているとも感じていた。まさかこんな事態になるとはと思っていた。倉田洋平はすぐに野中に連絡をとり事の次第を述べた。洋平は明朝釧路に行く。野中も明日中に釧路まで来て欲しい。宮沢智恵子が運ばれた病院は釧路聖赤十字病院だと言った。野中はわかりました。これから那覇空港に向かうと言った。暫くして宮沢奈津子から連絡があった。
つづく


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